スポット詳細一覧
- 1.新山彦橋沿線の橋の中ではいちばん長く、166メートルあります。高さはおよそ40メートルです。
列車の渡る音が山彦となって温泉街に聞こえることから、山彦橋と呼ばれるようになりました。
- 2.宇奈月ダム洪水を防ぐ他に水道用水や発電など、多目的ダムとして利用されています。
ダムの大きさは高さ97メートル、幅190メートル。東京ドーム20杯分の水を溜めることができます。
- 3.うなづき湖と湖面橋湖面橋の鮮やかな赤を映す湖の緑。コントラストがきれいです。
- 4.新柳河原発電所湖上に浮かぶお城をイメージ。ヨーロッパのお城みたい。
- 5.猿のつり橋ダムが建設された後もサルが対岸へ渡れるように作られた吊り橋です。サル専用のため手すりがない。運が良ければ、群で渡る様子を見ることができます。
- 6.仏石赤い頭巾を被せた石が見えてきます。これは仏石(ほとけいし)です。
自然の岩石(がんせき)が、仏様のお姿に似ていることから、このありがたい名前がつけられました。
- 7.森石昔、加賀藩は領外からの越境者や木材の盗伐を取り締るため、黒部奥山廻役という役人に巡視をさせていました。
そのころ民有地と加賀藩の直轄地との境界に大きな石があったため、「森の中の石」から、「森石」と名付けられました。
- 8.後曳橋高さ60m!沿線で最も深く険しい谷に架かる橋でそのスリリングな景観は正に圧巻です。トロッコ乗車中は谷の深さに驚く事間違いなし
- 9.笹平昔は笹やススキが生えているだけの物寂しい野原だったことから、名付けられました。
『吹かれいる ススキの中を 通りけり』と土地の人達に詠み伝えられたこの句は、国立公園百選句のひとつに選ばれています。
- 10.出し平ダム高さ77メートル、幅136メートルの出平ダムです。
黒部川は急流で流れ込む土砂の量が多く、ダムの機能を維持するために日本で初めて土砂を流すためのゲートが備えられました。
- 11.出平黒部の奥山には珍しく、黒部川の本流に険しい岸壁ではなく平地が突き出しているので、出平という名前が付けられました。
- 12.出し六峰まるで峰々が背くらべするようにそそり立っているでしょう!
あれは、「出六峰(だしろっぽう)」と呼ばれる連山です。雲が低くたなびく様子は、水墨画のようです。雨が降ると一層ゆったりとした世界が広がるんです。
- 13.ねずみ返しの岩壁大きな屏風のようにそそり立つのは、「ネズミ返しの岩壁」と呼ばれる大岩壁。高さ200メートルもあります。カメラのフレームにも入りきれませんね。
- 14.黒部川第二発電所富山県の建築百選に選ばれている黒部川第二発電所です。昭和11年に完成し、出力は7万2000キロワット。完成当時は東洋一を誇りました。
- 15.目黒橋赤い鉄橋は「目黒橋」といいます。戦前に架けられ、はしごを横に倒したような形式の橋で、大変珍しいんだそうです。
- 16.猫又名前の由来ですが、猫に追われたネズミがどうしても岸壁を登れずに引き返したことからきております。さらに追ってきた「猫もまた・・猫も又」同じように引き返したためこの付近は、「猫又」と呼ばれているんですって。
- 17.サンナビキ山一際高い山は、標高1949メートルのサンナビキ山です。
周りの山に先駆けて雪が降ることから「さきがけ山」とも呼ばれています。
標高が高く天候が変わりやすいため、頂が雲で見えない場合もありますが、さあ、今日はどうでしょう。
初雪のころの雪化粧した姿は、雪、紅葉、そして裾野の緑が重なりあい、その美しい色彩から「黒部の五段染め」と言われています。
- 18.錦繍関紅葉期にはとりわけ美しい景観が見られるため、昭和3年に香淳皇后の父君「くにの宮」様によって錦繍関(きんしゅうかん)と名付けられました。
この列車から錦繍関を見られるのは、トンネルとトンネルの間のわずかな時間ですから、どうぞお見逃しなく!左右どちらの窓からでもご覧いただけます。
- 19.黒部万年雪万年雪が残っているのが見えます。
標高1969メートルの百貫山からの雪崩が堆積し、次の季節に雪が降るまで残ることから「黒部の万年雪」と呼ばれています。
※堆積量や気象状況によっては解けてしまうことがあります。
- 20.百貫山対岸にそびえ立っている山は、百貫山です。重さを表す百貫と書きます。
- 21.ウド谷水が多いと右手奥からこちらに谷水がせまってくるようで迫力満点。
ここは、大きな雪崩が発生する場所なので、冬の間、線路を取り外し、トンネルも大きな扉で塞いでしまうんですよ。
- 22.小屋平奥山に出入りする人たちの小屋があったことから、この名がついたと言われています。
- 23.小屋平ダム昭和11年に完成した高さ51メートル、幅120メートルの小屋平ダムです。ここで溜められた水は、先ほど通ってきた猫又の黒部川第二発電所に送られています。