黒部峡谷鉄道「鐘釣橋」等の復旧計画における進捗状況について

令和６年能登半島地震により損傷した「鐘釣橋」等の現在の復旧状況についてお知らせします。　　

 

【鐘釣地区】（東鐘釣山周辺）

・作業用通路の整備、モノレール、ヘリ荷受台等の仮設備を設置

・２箇所の岩塊を除去

【欅平地区】（欅平駅周辺）

　・作業用足場の復旧

 

上記のとおり、各地区で工事を再開し順調に進捗しています。昨年１２月の案内どおり２０２６年中の

工事完了(*)を目指してまいります。

また、本年４月に確認した雪崩等の影響について、鐘釣駅上流箇所では、周辺斜面の養生が完了し工事

に向けて現地調査中です。欅平駅上流箇所では、前年より設置していた作業用足場の崩落が一部あった

ものの、それ以外の影響はありませんでした。

 

２０２５年の黒部峡谷鉄道は、全期間、宇奈月駅－猫又駅間での営業となります。

  全線開通に向けた状況につきましては、復旧工事の進捗状況等を踏まえ、お知らせしてまいります。

皆さまには、大変ご不便をお掛けしますが、安全・安心を最優先に復旧に向けて取り組んでまいり

ますのでご理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。

 

［注］　

*：復旧工事の工期は、積雪量や雪解け時期、風や降雨などの作業環境、施工状況の変化等の影響により、

期間が変わる場合があります。

 

                              以　　上